防犯対策にも!センサーライトや防犯カメラの電気工事のポイント | 株式会社TSC

0800-222-2877

[受付時間] 9:00〜19:00(土日祝対応)

MENU

Column

コラム

防犯対策にも!センサーライトや防犯カメラの電気工事のポイント

2025/06/26

ご家庭で簡単に設置できるセンサーライトや防犯カメラは人気ですが、その効果を最大限に引き出すには、DIYではなくプロの電気工事に依頼する方がより効果的です。設置場所と機器の選定ひとつで、防犯効果は大きく変わってしまいます。
この記事では、長年電気工事に携わってきたプロの視点から、

センサーライトや防犯カメラがなぜ防犯に効果的なのか
どのような種類があり、ご自宅にはどれが合うのか
効果を最大化する設置場所
気になる電気工事の費用相場

といった、お客様が抱える疑問や不安を解消していきます。安心・安全な暮らしの第一歩として、ぜひ最後までお付き合いください。

なぜ効果的?センサーライト・防犯カメラがもたらす3つの防犯効果

センサーライトや防犯カメラは、それらが正しく設置・運用されていれば、非常に防犯効果の高いものです。プロが施工したセンサーライトや防犯カメラは、主に3つの効果でご家族と財産を守ります。

センサーライト・防犯カメラの効果①光と監視で「侵入しにくい家」をアピール

空き巣などの侵入犯が最も嫌うものは「」と「人の目」です。
夜間、暗闇に紛れて家に近づいた不審者が、突然パッと明るい光に照らされたらどう思うでしょうか?見られたかもしれない!」と強い警戒心を抱き、その家への侵入を諦める可能性が非常に高くなります。センサーライトは、まさにこの心理を利用した、極めて効果的な威嚇装置なのです。
同様に、目立つ場所に設置された防犯カメラは、「この家は常に監視しているぞ」という無言のメッセージを発します。わざわざ録画されているリスクを冒してまで侵入しようと考える犯罪者は多くありません。
このように、光と監視の目で「この家は防犯意識が高い、侵入するのはリスクが高い」とアピールすることが、犯罪を未然に防ぐ第一歩となります。

センサーライト・防犯カメラの効果②万が一の際の確実な証拠能力

残念ながら威嚇効果だけでは防ぎきれない犯罪も存在します。万が一、空き巣や車上荒らしなどの被害に遭ってしまった場合、犯人逮捕の決め手となるのが客観的な証拠です。
鮮明な映像を記録できる防犯カメラがあれば、犯人の姿や犯行の様子がはっきりと映り、警察の捜査に大きく貢献します。DIYで設置したカメラで「いざという時に画質が悪くて顔が判別できなかった」「肝心な場所が映っていなかった」「データが記録されていなかった」というケースは少なくありません。
プロによる電気工事では、最適な画角や夜間でも鮮明に撮影できるカメラを選定し、安定した録画システムを構築します。決定的な瞬間を逃さず、確実な証拠能力を確保できるのです。

センサーライト・防犯カメラの効果③安心感の向上

センサーライトや防犯カメラを設置する物理的な効果はもちろんですが、それ以上に大きいのが「そこに住むご家族の安心感」です。
「夜、玄関を開けるのが少し怖い」「留守中の家の様子が気になる」といった日々の小さな不安が、防犯設備によって大きく軽減されます。特に、スマートフォンと連携できる防犯カメラなら、外出先からでもいつでもご自宅の様子を確認でき、心の平穏につながります。

センサーライト・防犯カメラの種類と選び方

センサーライトや防犯カメラをいざ設置しようと思っても、様々な種類の製品があってどれを選べば良いか迷ってしまう方も多いと思います。ここでは、電気工事のプロがそれぞれの特徴と選び方のポイントを解説します。

センサーライトの種類と選び方のポイント

✅ソーラー式・乾電池式
電源工事が不要で手軽に設置できるのが最大のメリットです。しかし、ソーラー式は天候によって充電が不十分になり、いざという時に点灯しない可能性があります。乾電池式は定期的な電池交換の手間とコストがかかります。
コンセント式
近くに屋外コンセントがあれば利用できます。比較的安定していますが、配線が露出するため、見た目が悪くなったり、侵入者に配線を切られてしまったりするリスクも考えられます。
✅電源直結式
最もおすすめなのがこのタイプです。建物の配線から直接電源を取るため、電池切れや充電不足の心配がなく、最も安定して確実に作動します。配線も壁の中に隠すため、見た目もスッキリし、防犯性も高まります。ただし、設置には電気工事士の資格が必須になりますので電気工事会社に依頼する必要があります。

長期的な安定性と確実な作動を求めるなら、迷わず「電源直結式のLEDタイプ」を選びましょう。初期費用はかかりますが、ランニングコストやメンテナンスの手間、そして何より安心感が全く違います。

防犯カメラの種類と選び方のポイント

✔形状で選ぶ

ボックス型
「いかにも防犯カメラ」という形状で、存在感があり威嚇効果が高いのが特徴です。玄関先や駐車場の入り口など、目立たせたい場所に最適です。
ドーム型
半球状のカバーで覆われており、威圧感が少ないのが特徴です。レンズの向きが分かりにくいため、どこを撮影しているか悟られにくいメリットもあります。景観を損ねたくない場所や、玄関先で訪問者に圧迫感を与えたくない場合におすすめです。

✔電源と配線で選ぶ

Wi-Fi(無線)式
LANケーブルの配線が不要なため、設置のハードルが低いのがメリットです。ただし、電源は必要なので近くにコンセントがない場合は結局電気工事が必要です。また、Wi-Fiの電波状況によっては映像が途切れたり、不安定になったりする弱点があります。
PoE給電(有線)式
LANケーブル1本で、映像データと電源の両方を供給できるタイプです。Wi-Fiのように電波が途切れる心配がなく、非常に安定した運用が可能です。確実な録画を求めるなら、このタイプが最も信頼できます。設置には壁内の配線など、専門的な電気工事が伴います。
電源直結式(有線)
カメラの電源を直接配線から取り、映像は同軸ケーブルなどで伝送するタイプです。こちらも非常に安定しています。
防犯カメラで最も重要なのは「安定性」です。長期的に安心して運用したいのであれば、電気工事を伴う有線タイプを強く推奨します。スマホ連携機能があれば、安定した接続で外出先からも快適に映像を確認できるでしょう。

センサーライト・防犯カメラの効果を最大化する設置場所のポイント

高性能な機器を選んでも、設置場所が不適切では効果が半減してしまいます。ここでは、侵入犯の心理と行動を熟知したプロが推奨する、効果的な設置場所をご紹介します。

玄関・勝手口

侵入経路として最も多いのが、玄関や勝手口などの出入り口です。ドアの前に立つとセンサーライトが点灯し、カメラに顔がはっきりと映るように設置するのが基本です。侵入者からピッキングやこじ開けなどの不正な解錠を試みようとする時間を奪います。

窓・ベランダ

大きな窓やベランダは、ガラスを破って侵入されるケースが多い場所です。特に、道路から見えにくい位置にある窓は狙われやすいため、必ずカバーしましょう。
センサーライトで足元を照らし、カメラで全体を見渡せるように設置します。2階のベランダも油断は禁物です。雨どいや物置を足がかりに侵入される可能性があるため、対策が必要です。

駐車場・ガレージ

大切な愛車を狙った車上荒らしや、子供のいたずらなども防ぎたいものです。駐車場全体を広く照らせるセンサーライトと、車のナンバーや不審者の顔を捉えられる画角の防犯カメラを設置することで、被害を未然に防ぎます。

敷地の死角

建物の裏手や、高い塀に囲まれた通路などの資格になる場所は侵入犯にとって格好の隠れ場所になります。センサーライトを設置して死角をなくし、不審者が潜むスペースを与えないことが重要です。

【プロの視点】設置時の重要な注意点

ただやみくもに設置すれば良いわけではありません。プロは必ず以下の点に配慮して電気工事を行います。

✅近隣への配慮
センサーライトの光が、お隣の家の寝室を直接照らしてしまっては、ご近所トラブルの原因になります。光の向きやセンサーの感度を精密に調整し、迷惑がかからないように施工します。

✅プライバシーの保護
防犯カメラを設置する際、隣家や公道を行き交う人々が必要以上に映り込まないよう、画角を慎重に設定します。これはプライバシー保護の観点から非常に重要です。

✅適切な高さと角度
ライトやカメラは、簡単に手が届かず、破壊されにくい高さに設置する必要があります。また、逆光にならない角度や、広範囲をカバーできる最適な角度を見極めて設置します。

気になる費用は?センサーライト・防犯カメラの電気工事料金相場

専門業者に依頼する上で、最も気になるのが費用だと思います。ここでは、一般的な電気工事の料金相場をご紹介します。
ただし、これはあくまで目安であり、実際の費用は設置場所の状況や使用する機器によって大きく変動します。

センサーライト設置の費用相場

電気工事の費用は、大きく分けて「機器本体の価格」と「工事費用」で構成されます。工事費用には、配線工事、機器の取り付け、設定作業、高所作業費などが含まれます。

・既存の屋外コンセントを利用する場合:約3万円~5万円(機器代+簡単な取付工事費)
・屋内から新規で配線工事を行う場合:約5万円~7万円(機器代+配線工事費)
・壁に穴を開けたり、分電盤から専用の回路を引いたりする必要がある場合は、費用が高くなる傾向にあります。

防犯カメラ設置の費用相場

・Wi-Fiカメラ(電源はコンセント利用)の設置:約5万円~7万円(機器代+取付・設定費)
・有線カメラ(PoE給電など)の設置:約7万円~15万円以上(機器代+配線工事費+録画機設置・設定費)
カメラの台数や性能、録画機の有無、配線の長さや難易度によって費用は大きく変動します。特に複数台を設置する場合は、システム全体での提案を受けるのが良いでしょう。
正確な費用を知るためには、必ず専門業者に現地調査を依頼し、詳細な見積もりを取ることが重要です。

まとめ|尼崎市周辺でのセンサーライト・防犯カメラ工事なら株式会社TSCへお任せください

今回は、センサーライトや防犯カメラの防犯効果から、種類、設置場所、費用について電気工事のプロの視点から詳しく解説しました。
DIYでの設置も選択肢の一つですが、機器の性能を100%引き出し、長期的に安定して作動させるためには、やはり専門家である電気工事業者への依頼が最善の道です。
尼崎市、伊丹市、西宮市、宝塚市、芦屋市、神戸市周辺でセンサーライトや防犯カメラの設置、その他電気工事に関することなら、私たち株式会社TSCにぜひお任せください。
経験豊富な電気工事士が在籍しており、お客様一人ひとりのご自宅の状況やライフスタイル、ご予算に合わせた最適な防犯対策をご提案いたします。
「まずは話だけ聞いてみたい」「うちの場合はいくらくらいかかる?」といったご相談だけでも大歓迎です。プロによる確実な電気工事で、あなたとご家族の安心・安全な毎日をサポートします。

TOP