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コンセントの位置が不便?生活動線に合わせた最適な配置計画とは

2025/11/26

リフォームや新築で意外と見落とされがちなのが「コンセントの配置」です。
「せっかく理想の間取りにリフォームしたのに、住んでみたらコンセントが足りない」
「掃除機をかけるたびに、コードを差し替えるのが面倒」
このような後悔の声を耳にすることが少なくないのが事実です。コンセントの配置こそが、日々の生活の快適さを決めると言っても過言ではありません。
今回は、リフォーム時に絶対に失敗しないための生活動線に合わせたコンセントの配置計画について、プロの視点で徹底解説します。

「生活動線」がコンセント配置の鍵!

コンセントの配置を決める際、図面上で「なんとなく部屋の四隅にあればいいだろう」と考えていませんか? 実はそれが失敗の第一歩です。
朝起きて洗面所へ行き、キッチンで朝食を作り、リビングでくつろぎ、夜は寝室でスマホを充電する。この一連の「人の動き(生活動線)」と「家電を使う場所」が一致していないと、生活にストレスが生まれます。
リフォームにおけるコンセント計画とは、単に穴を増やすことではありません。「そこで誰が、何をして、どの家電を使うか」をシミュレーションし、未来の生活をデザインすることなのです。

リフォーム時のコンセント位置でよくある失敗と対策

これまで多くのお客様からご相談いただいた「失敗談」と、その対策をご紹介します。

コンセントの失敗例①数は足りているのに、使えない

原因】部屋の隅にばかり配置してしまい、家具で隠れたり、コードが届かなかったりする。
【対策】部屋の「隅」ではなく、生活動線上の「面」に配置する意識を持ちましょう。例えば、掃除機用なら部屋の中央付近の壁が便利です。

コンセントの失敗例②タコ足配線がなくならない

原因】テレビ裏やPCデスク周りのコンセント数が、機器の数に対して圧倒的に足りていない。
対策】集中する場所には4口〜6口のコンセントを設置するか、マルチメディアコンセントを採用しましょう。

コンセントの失敗例③高さが合わなくて腰が痛い

原因】全て床から25cmの標準的な高さにしてしまった。
対策】高齢になってからの生活を見据え、抜き差ししやすい「床から40〜45cm」の位置に設置する「ユニバーサルデザイン」の考え方を取り入れるのも一つの手です。

コンセントリフォームの計画ステップ

コンセントの配置計画で失敗しないためには、以下のステップで慎重に計画を練りましょう。

ステップ①保有家電の棚卸し

現在持っている家電と、将来購入予定の家電をリストアップします。特に以下の項目は要チェックです。
常時接続する家電
冷蔵庫、テレビ、エアコン、Wi-Fiルーター、ウォシュレットなど
季節家電
扇風機、加湿器、電気ヒーター、こたつなど
充電が必要な機器
スマホ、タブレット、コードレス掃除機、電動自転車のバッテリーなど
調理家電
炊飯器、電子レンジ、トースター、コーヒーメーカー、ホットプレートなど
これらを「どの部屋の」「どの位置で」使いたいかを書き出してみてください。

ステップ②家具のレイアウトを確定させる

コンセント位置の失敗談の中で最も多いのが、家具を置いたらコンセントが隠れてしまったというケースです。
ベッドのヘッドボードで隠れてしまい、スマホの充電ができない
食器棚の裏にコンセントが隠れてしまい、レンジが繋げない
ソファで隠れてしまい、フロアランプが置けない
これらを防ぐため、リフォーム会社や電気工事業者と打ち合わせをする際は、家具のサイズと配置予定図を必ず共有してください。

ステップ③図面にコンセント位置を落とし込み最終確認

新築工事であれば、前述の家電と家具のレイアウトを平面図に(可能であれば展開図にも)反映し、具体的な使い方をイメージしながら最終決定します。
リフォームの場合では、実際の壁に養生テープなどでマーキングして完成後のイメージを膨らませてみましょう。

【場所別】プロが教える!おすすめのコンセント配置と種類

ここからは、具体的な部屋ごとの最適な配置と、選ぶべきコンセントの種類について解説します。

キッチン・ダイニング

✅調理家電用は「専用回路」と「高さ」がポイント

電子レンジ、炊飯器、トースターなどは消費電力が大きいため、同時に使うとブレーカーが落ちることがあります。リフォームの際は、消費電力が大きい家電用に「専用回路」を増設することを強くお勧めします。
また、ハンドミキサーやフードプロセッサーなどを使うための「手元コンセント」も重要です。調理台から20〜30cm上の位置にあると、コードが調理の邪魔になりません。

✅ダイニングテーブル周辺

ホットプレートやたこ焼き器、またはテレワークでのPC作業用に、ダイニングテーブルのすぐ横(テーブルの高さより少し上)か、床用コンセント(フロアコンセント)があると非常に便利です。

リビング

✅テレビ裏は多めに設置

テレビ周りは、テレビ本体やレコーダー、ゲーム機などの周辺機器でコンセントが不足しがちです。
最低でも4口、できれば6口以上のマルチメディアコンセントを設置しましょう。

✅ソファ周りにはUSBコンセント

ソファに座ってスマホやタブレットを操作する時間は長いものです。ソファの両サイドや背面に、USBポート付きのコンセントを設置すると、アダプターなしでスマートに充電できます。

✅掃除機用は入口付近に

コード式掃除機を使う場合、部屋の入り口付近(ドアを開けてすぐの場所)にコンセントがあると、部屋全体を掃除しやすくなります。高さは抜き差ししやすい床から30〜40cmが一般的です。

洗面所・脱衣所

✅洗面台周り

ドライヤー、電動歯ブラシ、シェーバー、美容家電などを使います。水ハネを避けるため、少し高めの位置に設置するのが鉄則です。ドライヤー用は、定格容量を超えないよう注意が必要です。

✅洗濯機用はアース付きが必須

洗濯機は水気があるため、感電防止のために必ず「アースターミナル付きコンセント」を設置します。また、ドラム式洗濯機などは位置が高くなることがあるため、緊急時にプラグを抜きやすい位置(洗濯機本体より高い位置)に設置しましょう。

寝室

✅ベッドサイド

就寝中のスマホ充電やナイトライト、加湿器等の用途に使います。ベッドの高さに合わせて設置するのがポイントです。最近では、ベッドの両側に配置し、夫婦それぞれの充電環境を確保するケースが増えています。

✅部屋の対角線上に

布団乾燥機や空気清浄機を使うために、ベッドサイドとは反対側の壁(足元側)にもコンセントを確保しておきましょう。

玄関・廊下・屋外

✅玄関ホール

掃除機用はもちろんですが、冬場の電気ヒーター、梅雨時の靴乾燥機、または水槽や装飾用照明のためにあると便利です。

✅廊下

足元灯(フットライト)と一体型になったコンセントがお勧めです。夜間のトイレ移動時の安全確保と、掃除機用の電源を兼ねることができます。

✅屋外コンセント

高圧洗浄機での洗車や、お庭でのBBQ、イルミネーション用に屋外コンセントは欠かせません。
また、これからの時代を見据えると、EV(電気自動車)充電用コンセントの設置も検討すべきです。リフォーム時に配線だけでも済ませておくと、後々の工事費を抑えられます。

コンセントの種類を知って、もっと便利に

一般的な「2口コンセント」以外にも、用途に合わせた便利なコンセントがたくさんあります。

USBコンセント

スマホやタブレットを直接充電できるUSBポート(Type-A、Type-C)が組み込まれたコンセントです。アダプターが不要になるため、見た目がスッキリします。キッチンカウンターや寝室、書斎におすすめです。

マグネットコンセント

コードに足を引っ掛けても、磁石でくっついているプラグがポロッと外れる仕組みのコンセントです。小さなお子様や高齢者がいるご家庭、ペットがいるご家庭での転倒事故防止に役立ちます。

フロアコンセント(床用)

ダイニングテーブルの下や、広いリビングの中央など、壁から遠い場所で電源を取りたい場合に床に埋め込むタイプです。使わない時は収納できるポップアップ式なら、掃除の邪魔にもなりません。

アースターミナル付きコンセント

冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、温水洗浄便座、エアコンなど、水気のある場所や高出力の家電には必須です。漏電時の感電事故を防ぐ重要な役割があります。

コンセントの増設・移設はDIYでできる?

インターネット上にはコンセント交換の動画などがありますが、コンセントの増設、移設、交換は「電気工事士」の資格が必要な工事です。
資格を持たない方が配線工事を行うことは法律で禁止されています。
不適切な接続は、漏電、感電、そして最悪の場合は火災につながる恐れがあります。見えない壁の中の配線だからこそ、プロによる確実な施工が必要です。

また、古い住宅のリフォームでは、分電盤(ブレーカー)の容量そのものが足りていないケースも多々あります。単にコンセントを増やすだけでなく、家全体の電気容量のバランスを見た提案ができるのは、経験豊富な電気工事士だけです。

尼崎市周辺でのコンセントリフォームなら株式会社TSCへ

コンセントの位置ひとつで、暮らしの快適さは劇的に変わります。
「たかがコンセント」と思わず、リフォームの機会にこそ、これまでの生活の不満を解消する配置計画を立てましょう。

私たち株式会社TSCは、尼崎市を中心に、地域密着で電気工事を承っております。
大手ハウスメーカーの画一的な工事とは異なり、お客様一人ひとりのライフスタイルや、お使いの家電、将来の家族構成までをヒアリングし、「ここにこれがあると便利ですよ」というプロならではのご提案をさせていただきます。

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