浴室の換気扇がうるさい原因とは?交換・修理の判断基準
2025/12/25
「お風呂に入っていると、換気扇の音が以前より大きくなった気がする」
「ゴーゴーと変な音がして、リラックスできない」
毎日使う浴室の換気扇から異音がし始めると、気になって仕方がないものです。浴室換気扇の異音は単なる汚れで済む場合もあれば、故障のサインや最悪の場合は発火のリスクを知らせる警告であることも少なくありません。
今回は、浴室換気扇がうるさくなる原因と、修理・交換を判断する基準について詳しく解説します。最新の浴室暖房換気乾燥機への交換メリットについてもご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
浴室の換気扇がうるさい!音の種類でわかる原因

浴室の換気扇から聞こえてくる音には、いくつかのパターンがあります。その音の種類を聞き分けることで、ある程度の原因を特定することが可能です。
「ゴーゴー」「ブォー」という大きな音:ホコリや汚れの蓄積
最も多いのが、この重低音の異音です。
主な原因は、換気扇のプロペラやシロッコファン(円筒状の羽根)に蓄積した「ホコリ」や「カビ」です。
浴室は湿気が多いため、吸い込んだホコリが水分を含んで羽根にこびりつきます。これが重りとなり、回転のバランスが崩れることで、空気抵抗が増して大きな音が発生します。
初期段階であれば掃除で改善することもありますが、放置するとモーターに負荷がかかり、寿命を縮める原因になります。
「キュルキュル」「キリキリ」という高い音:潤滑油不足やベアリングの摩耗
金属が擦れるような高い音は、モーター内部の「ベアリング(軸受)」に問題があるサインです。
通常、ベアリングには滑らかに回転させるためのグリス(潤滑油)が塗られていますが、経年劣化で油分が切れると、金属同士が直接こすれ合って音が出ます。
この状態で無理に回し続けると摩擦熱が発生し、故障を早めるだけでなく、非常に稀ですが発火の危険性もゼロではありません。
「カラカラ」「カタカタ」という乾いた音:異物の混入や破損
何かを叩くような音が出る場合は、ファンの中に異物(外からのゴミや剥がれた部品など)が入り込んでいるか、羽根そのものが破損・変形してケースに接触している可能性があります。
また、長年の使用でネジが緩み、換気扇の本体自体が振動して壁や天井と干渉しているケースも見受けられます。
「ジー」「ブーン」という電気的な音:モーターの劣化・絶縁不良
低い唸り声のような音は、モーター内部の巻線の劣化や、電気系統の不具合が疑われます。
古い機種の場合、経年劣化によってモーターの効率が落ち、必要なトルク(回る力)を出すために無理な負荷がかかっている状態です。これは「経年劣化による寿命」の代表的な症状といえます。
浴室換気扇の異音を放置するリスクとは?

「うるさいだけで、一応回っているから大丈夫」と、放置してしまうのは禁物です。異音を無視し続けると、以下のような二次被害が発生する恐れがあります。
✔換気能力の低下とカビの発生
異音がしている状態の換気扇は、本来の排気能力を発揮できていません。
浴室の湿気が十分に排出されないと、壁や天井、タイルにカビが繁殖しやすくなります。カビの除去には専門のクリーニングが必要になり、余計なコストがかかってしまいます。
✔住宅設備の劣化促進
湿気がこもることで、浴室のドア枠や、壁紙の裏側にある木材が腐食する原因にもなります。
換気扇の修理費用を節約するために、浴室全体の大規模なリフォームが必要になるのは非常にもったいないことです。
✔電気代の増加
効率が落ちたモーターは、通常よりも多くの電力を消費します。また、長時間回さないと湿気が取れないため稼働時間が長くなり、結果として毎月の電気代を押し上げることになります。
DIYで直せる?換気扇の掃除とメンテナンスの限界
「自分でなんとか直したい」と考える方も多いでしょう。ここでは、一般の方ができる範囲と、プロに任せるべき境界線を明確にします。
自分でできること:フィルターと表面の掃除
換気扇のカバーを外し、フィルターや表面に見えるホコリを掃除機やブラシで取り除くのは、日常的なメンテナンスとして非常に有効です。
掃除をするだけで音が静かになるケースもあります。ただし、巻き込まれや感電による事故を防ぐために、作業前には必ずブレーカーを落とすか、スイッチを完全に切りましょう。
シロッコファン(筒状の羽根)を外して洗うことも可能ですが、無理に引っ張ると軸を歪めてしまい、余計に音が大きくなる失敗がよくあります。また、高い場所での作業になるため、転倒や転落の危険も伴います。
プロに任せるべきこと:内部部品の分解・電気配線
以下の作業をする場合には、専門的な技術と電気工事士の資格が必要です。
・モーターの交換やグリスアップ
内部を分解してのメンテナンスは、組み立て不良による故障やショートの恐れがあります。
・電気配線の接続
換気扇を本体ごと交換する場合、電線の接続が必要です。これは法律(電気工事業法)により、有資格者しか行えない作業です。
・排気ダクトの点検
異音の原因が、天井裏のダクト(排気管)の接続不良や詰まりにある場合、一般の方では確認が不可能です。
DIYは故障を悪化させるだけでなく、火災や感電のリスクを伴います。無理せずに専門工事業者にお任せすることを強くおすすめします。
浴室換気扇の寿命と交換のサイン
一般的に、浴室換気扇の設計上の標準使用期間は10年〜15年とされています。メーカーも、10年を超えた製品については部品の製造を終了していることが多く、修理よりも交換を推奨しています。
下記のような症状があれば「交換」を検討してください。
✔設置から10年以上経過している
✔スイッチを入れても回り出しが遅い、または回らないことがある
✔掃除をしても異音が消えない
✔浴室内に変な焦げ臭い匂いがする
✔換気扇の周りの天井が黒ずんできた
10年は電気製品にとって大きな節目です。特に湿気の多い浴室で使用される換気扇は、家の中でも特に過酷な環境で働いています。
異音が出始めたら「そろそろ寿命かな?」と考えるのが、賢い維持管理の方法です。
交換するなら浴室暖房換気乾燥機をおすすめ
最近では単に空気を入れ替えるだけの換気扇だけでなく、多機能なモデルが人気です。この機会にグレードアップを検討されるお客様が非常に増えています。
シンプルな「単機能換気扇」
従来のタイプと同じく、換気機能のみに特化したものです。
メリット
本体価格が安く、工事も短時間で終わる。
デメリット
換気以外の付加価値がない。
快適な「浴室暖房換気乾燥機」
換気に加えて、暖房・衣類乾燥・涼風などの機能がついたものです。
メリット
冬場のヒートショック対策:入浴前に脱衣所や浴室を暖めることで、急激な温度変化による心筋梗塞などを防ぎます。
雨の日の洗濯物干し:梅雨時期や花粉の季節、浴室が乾燥室に早変わりします。
カビ防止機能:強力な乾燥モードで、浴室をカラッと保てます。
デメリット
単機能型に比べて本体価格が高く、電気工事(専用回路の増設など)が必要になる場合があります。
浴室換気扇の交換費用相場
ここでは、換気扇交換に掛かる一般的な費用の目安をご紹介します。ただし、現場状況によって金額は大きく変動しますので、見積もりを取得する際には専門工事業者に現地調査をしてもらいましょう。
単機能換気扇の交換
・本体 + 工事費:約 20,000円 〜 40,000円
作業時間は1〜2時間程度で終わることがほとんどです。
浴室暖房換気乾燥機への交換・新規設置
・本体 + 工事費:約 80,000円 〜 150,000円
既存の換気扇からの交換の場合、開口部の拡張工事や、専用の電気配線(専用回路)を分電盤から引き込む工事が必要になるケースがあります。
まとめ|浴室換気扇の異音がしたら点検を依頼しましょう
浴室の換気扇がうるさくなる原因は、汚れから寿命まで様々です。
「まだ動くから」と我慢せず、異音を感じたら早めに対策を打つことが、結果として家の寿命を延ばし、家計の負担を減らすことにつながります。
「どこに頼めばいいかわからない」そんな時は、ぜひ地元尼崎の電気工事店である株式会社TSCをご指名ください。
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「まだ修理でいけるのか」「交換したほうが結局お得なのか」をプロの目で見極めます。無理に高い機器を勧めることはありません。お客様のライフスタイルに合わせた最適なプランを提示します。
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