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アパート・マンションのオーナー向け!電気設備の定期メンテナンスの重要性

2025/12/25

アパートやマンションを経営する上で、建物の価値を維持し、入居者様に安心・安全な住環境を提供することはオーナー様の重要な責務ですが、その中でも「電気設備」は、現代の生活においてライフラインの根幹を成すものと言えるでしょう。
しかし、電気設備は建物の内部や盤の中に隠れていることが多く、劣化に気づきにくいという特徴があります。放置すれば漏電による火災や、共用部の停電といった深刻な事態を招く恐れも。
本記事では、電気工事のプロがオーナー様向けに、知っておくべき法定点検の知識や、各設備の耐用年数、メンテナンスのポイントを網羅してご紹介します。

アパート・マンション経営で知っておくべき電気設備の点検義務

「電気設備の点検は、壊れてから考えればいい」と思っていませんか?
実は、賃貸物件の電気設備には法律で定められた点検義務が存在します。万が一、点検を怠った状態で事故が発生した場合、オーナー様の管理責任が問われる可能性もあります。

電気事業法に基づく保安点検

受変電設備(キュービクル)を設置している大規模なマンションなどの「事業用電気工作物」については、高圧電力を取り扱う危険性から、電気主任技術者を選定して定期的な点検をすることが義務付けられています。
一方で、小規模なアパートなどで、電力会社から直接低圧で受電している場合は、4年に1回以上の頻度で登録調査機関(各地の保安協会など)による無料の調査が行われます。
ただし、これはあくまで「最低限の安全確認」です。建物内部の配線や専有部の分電盤、コンセントの状態まで詳細に見てくれるわけではありません。

消防法に基づく消防用設備点検

電気に関連する項目として非常に重要なのが「消防用設備点検」です。
・自動火災報知設備
・非常放送設備
・非常照明・誘導灯
・消火器
これらは、有資格者による半年ごとの外観点検と、1年ごとの総合点検が義務付けられており、消防署への報告が必要です。
誘導灯のバッテリー切れや煙感知器の不具合などは災害時に入居者の命に関わるため、厳格な管理が求められます。

特定建築物定期報告

一定規模以上のマンションでは、建築基準法に基づき「特定建築物定期報告」を行う必要があります。この中には、非常用照明の点灯確認などの電気設備に関わる項目が含まれています。
ただし、これらの法定点検は法的に定められた最低ラインです。オーナー様が自主的に行う「定期メンテナンス」は、これらの法定点検を補完し、物件の資産価値を守るための必須事項であると考えるべきです。

アパート・マンションに電気設備の定期メンテナンスが必要な3つの理由

法的義務だから点検をする、というだけでなく、積極的な点検とメンテナンスを実施することには経営上の大きなメリットがあります。

✅火災や感電事故の防止(入居者の安全確保)

電気設備のトラブルで最も恐ろしいのは「トラッキング現象」や「漏電」による火災です。古いコンセントの緩みや、分電盤内の端子の増し締め不足、ネズミによる配線の齧りなどは、目視ではなかなか見つけられません。定期的にプロが確認することで、火災の芽を事前に摘み取ることができます。

✅入居率の維持と退去防止(利便性の向上)

「インターホンが鳴らない」「共用部の照明が切れている」「ブレーカーがすぐ落ちる」といった不満は、入居者様の不満に直結し退去の引き金になります。共用部の設備が古いままのアパート・マンションには新規の入居者も付きづらく、空室率が増加してしまう恐れもあるでしょう。
特に最近は在宅ワークの普及により、電気の安定供給やネット環境、コンセントの数は物件選びの重要項目です。最新の設備に更新することは、物件の競争力を高める強力な武器になります。

✅修理費用の抑制と資産価値の維持

設備が完全に故障してから「緊急修理」を依頼すると、部品の取り寄せに時間がかかったり、緊急対応料金が発生したりと、結果的に維持管理コストが高くつきます。
定期メンテナンスによって計画的に交換・修理を行えば、予算を立てやすく、結果的にトータルサイクルコストを抑えることができます。

定期メンテナンスで点検すべき主要な電気設備と交換時期の目安

電気設備にはそれぞれ耐用年数があります。この期間を過ぎると故障率が急激に上がるため、事前の交換計画が重要です。

分電盤(ブレーカー):13〜15年

各戸にある分電盤は、電気の司令塔となる重要設備です。中のブレーカーも経年劣化で戻りバネの力が弱まったり、漏電遮断器が正しく作動しなくなったりします。15年を超えている場合は、分電盤ごとの交換を推奨します。

照明器具(共有部・専有部):10〜15年

特に共用部の廊下や階段の照明は24時間365日点灯していることも多く、負荷がかかります。
共用部にまだ蛍光灯や白熱灯が残っているのであれば、早めのLED化をおすすめします。消費電力削減とメンテナンスの手間を考えれば、投資コストは早期に回収できるでしょう。

インターホン・オートロック:10〜15年

インターホンは入居者様が毎日使うもので、近年はネット通販の需要拡大により重要性がさらに増しています。音声が聞き取りにくい、画像が映らないといったトラブルは大きなストレスになります。
インターホンやオートロックシステムはメーカーの部品保有期間が10年程度であることが多いため、修理が不可能になる前に、15年を目安にシステム全体の刷新を検討しましょう。

コンセント・スイッチ類:10〜15年

抜き差しを繰り返すコンセントは、経年とともに内部のバネが緩んで抜けやすくなります。電源の接触不良を起こすと発熱・発火の原因になり、非常に危険です。
表面のプレートが割れていたり、焦げ跡がある場合は即交換が必要です。

換気扇(浴室・トイレ・台所):10〜15年

換気扇から異音がし始めたら故障のサインです。換気能力が落ちると建物に湿気が溜まり、カビや腐食により建物構造体の劣化を招くため、実は非常に重要な設備です。

入居者入れ替え時がチャンス!更新すべき電気設備と最新トレンド

空室期間が発生する「退去時」は、電気設備をアップデートする絶好のタイミングです。内見時の印象を良くし、成約率を高めるためのリフォーム案をご紹介します。

エアコン用専用回路の増設

築古のアパートでは、エアコン用の専用コンセントがない、あるいはボルト数(100V/200V)が合わないケースが多々あります。
現在の高効率エアコンは200V仕様のものも多く、専用回路がないと設置すらできない場合があります。空室対策として「全室エアコン完備」を謳うなら、電気工事は必須です。

USBコンセントへの交換

寝室やリビングのコンセントを、スマートフォンを直接充電できる「USBポート付きコンセント」に変更するだけで、入居者様へのアピールポイントになります。数千円の投資で利便性をアピールできるコストパフォーマンスの高いリフォームです。

Wi-Fi設備・ネット環境の整備

「高速インターネット」は物件の大きなアピールポイントになります。回線契約を各戸に任せるのではなく、物件全体で回線を用意し各戸にLAN配線を分岐したり、共用部にフリーWi-Fiアクセスポイントの設置をすることも効果的な集客方法になります。

EV(電気自動車)充電設備の導入検討

アパートやマンションの駐車場にEV充電スタンドがあることは、強力な差別化要因になります。すぐに導入をしなくても、大規模な改修時や受電設備の更新時には、将来を見据えた配線・配管計画を立てておくことをお勧めします。

信頼できる地元の電気工事店に依頼するメリット

アパートの電気設備メンテナンスは管理会社経由でも可能ですが、地元の電気工事店と直接つながっておくことには大きなメリットがあります。
・レスポンスの速さ
「電気がつかない」「インターホンが壊れた」といったトラブルは一刻を争います。地域に根ざした電気工事業者であれば、迅速な駆けつけが可能です。
・現場に合わせた柔軟な提案
画一的な交換ではなく、「このブレーカーだけ交換すればまだ使えますよ」「ここをLEDに変えれば電気代がこれだけ浮きますよ」といった、職人の目線でのリアルな提案が期待できます。
・中間マージンのカット
管理会社を通さない直接契約であれば、コストを抑えつつ質の高い工事が受けられる可能性が高いでしょう。

尼崎市周辺の電気工事なら株式会社TSCにお任せください

株式会社TSCでは、アパート・マンションオーナー様向けの電気設備点検・改修工事を多数手掛けております。
単なる修理屋としてだけでなく、オーナー様の賃貸経営を電気の側面から支えるパートナーでありたいと考えています。
現在の設備が何年経っているか分からない
最近、共用部の電気代が高くなった気がする
入居者からコンセントの不具合を指摘された
どんなに些細なことでも構いません。まずは一度、現地の無料調査・見積をご相談ください。

まとめ|電気設備のメンテナンスは安心への投資

「電気は使えて当たり前」という認識を、「定期的にケアして建物を守る」という認識に変えることが、長期的なアパート経営の成功の鍵です。
法定点検をクリアするのはもちろんのこと、10年、15年というスパンで設備を刷新していくことで、大きな事故を防ぎ、入居者様から選ばれ続ける物件を維持できます。
尼崎市周辺でアパート・マンションの電気設備にお悩みのオーナー様は、地域密着・自社施工の株式会社TSCにぜひお声がけください。電気工事専門店の立場から、オーナー様の大切な資産を守り、価値をさらに高めるお手伝いをさせていただきます。

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